光合成細菌作ってます

今年から本格的に培養し始めたのが光合成細菌!

元々、水田やドブのような場所に棲む細菌だそうです。

あれこれと勉強中ですが、光合成細菌は稲の成長にとって毒となる硫化水素などを餌にして増殖し、
植物の好むアミノ酸や核酸を作ったり、菌体が死んでも他の微生物の餌にもなるし、
稲作りには必須の菌だと思い始めています。

稲作りを行うにあたって、雑草対策や肥料をどうするかが重要だと思っています。


まず雑草対策ですが、初期はチェーンや竹ぼうきを使ってする除草がとても有効で
田植えから二週間目ぐらいまでは、これらでかなり間引いたあとに、田車と手での草取りを行っていました。

今年からは手除草の代わりに、宇宙農民オリジナル除草機のらくらくと〜る君で除草をしていますが、
どの除草方法にも共通する効果が出る土の状態があります。


それは田んぼの土の表面が柔らかい事です。

この柔らかい表面を、物理的に荒らしてやることで発芽した雑草を浮かしたりするわけです。

この柔らかい土の部分を作るには代掻きが必要です。


冬期湛水できる田んぼでは必要ないかもしれませんが、水路が凍結して破損するなどさまざまなトラブルが
考えられるため、一般的な田んぼでは冬季潅水ができず、田面を柔らかく保つには代掻きは必須です!



次は肥料についてです。

田んぼで出たワラなどは、その田んぼに返してあげるのがいいと思っています。

そしてできれば他の物質は何も持ち込まず、その場所だけで永続的においしいものを
安定した収量で採り続けていける方法を探しています。


ワラを田んぼに返すこと、代掻きをすること、ふたつのことを行うと必ず田んぼにガスが湧きます。

この「わき」は稲の生長には好ましいものではありません。

田植え直後にガスが湧いているような場合は、根の活着が悪くて苗が黄色いまま数週間成長せず
そのままということもあります。

さらにその状態でチェーン除草やほうき除草をすると、水面に葉が倒れて起き上がってこないこともしばしば。。。

そして葉が柔らかくなり、イネミズゾウムシやドロオイムシの食害が増えます。


ではワラをすき込まなければいいのかというと、すき込むよりは多少マシにはなりますが
稲刈り後の株根だけでも相当な量になり、この根をすべて田んぼから取るというのは現実的ではありません。

ワラをすき込んで代掻きをし、光合成細菌を有効に利用し養分を作ってもらうのが最もいいのではないでしょうか。


ガスが湧いていれば放っておいても光合成細菌がやってきますが、自然のスピードで集まるので
田んぼの中に有害物質がかなり蔓延した頃にやっと集まるといった感じです。

それだと稲にも人間にも少し都合が悪いのです。


稲が分げつし始めて一番成長してほしい時や、穂を作ったり穂に栄養を送ってほしい時に自然に任せて
菌待ちをするよりは、スターターとして菌液を流し込んであげるのがいいと思います。

分げつ期は、地上部から茎を通して根に酸素を送るのでまだいいとしても、生殖成長期になると送る酸素の量が
かなり減るらしく、その時期は真夏のため水温は上昇しガスが大量に湧き、結果として根が障害を受け
養分を十分に吸収できなくなり実入りが悪くなったりするようです。


まず最初に人間の都合でわらをすきこんだり土をかき混ぜたりしたので、それをリセットしてあげる方法が
田植え後から光合成細菌を入れてあげることだと思います。


「発酵をさせる」という行為が人間だけに与えられた、地球をよりよく維持していくためのツールだと思います。


いろいろな素晴らしい農法があると思いますが、ある程度作業もラクで、楽しく、
自然の理にかなった農法を確立したいと思っていますー。

それが宇宙農民による宇宙農法なのです!




そんなわけで宇宙農民微生物プラントをご紹介します。


ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!

a0244289_3104230.jpg

師匠にもらったラジエーター液の袋や、近所のおじさんからもらった焼酎のペットボトル、
もらった衣装ケースなど、もらいのばかりで培養しています。(笑)


エサはまだいろいろと改良中です。

書籍やネットでの情報、田んぼ仲間の濱田さんとも情報交換しつつ、いろいろ配合を変えて実験しています。


このきれいなワインレッドを見てください。

a0244289_313878.jpg

僕はすごく愛着があるのでいい匂いだと思うのですが、他の人にはとてもくさい匂いらしいです。



光合成細菌のphは

a0244289_3141099.jpg


ph8ぐらいですね。

a0244289_3143423.jpg




こっちは米のとぎ汁乳酸菌(まだ途中)。

a0244289_314584.jpg


ph4。

a0244289_3163593.jpg




「光合成細菌と僕」

a0244289_3173095.jpg

見てください、このどや顔。



そして、、、、、、



光合成細菌を見るために顕微鏡まで買ってしまった話はまた後日。わはは。



kusumasa
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by uchunoumin | 2014-07-05 22:34 | 自給自足の手仕事


地球に暮らす宇宙農民の日々


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2009年、八ヶ岳南麓に宇宙農民がクワを片手に降り立ちました。
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そんなふうに生きていきたいと思っている宇宙農民です。

田畑を耕し、水と土とお日さまだけで作ったお米「宇宙米」や、宇宙農法による無農薬野菜や小麦・雑穀などを作っています。
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2012年、宇宙農民基地プロジェクト開始。
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